グァテマラ アンティグアSHB アゾテア農園 ウォッシュト
<アンティグア>
大航海時代、スペイン人の新大陸侵略時に中米の拠点として200年以上も機能した都市であり、現在はその歴史的かつ美しい景観から街全体が世界遺産に登録されています。
大航海時代、スペイン人の新大陸侵略時に中米の拠点として200年以上も機能した都市であり、現在はその歴史的かつ美しい景観から街全体が世界遺産に登録されています。
首都のグアテマラシティから車で走ること1時間から1時間半。
目に飛び込んでくる景色は、見慣れたアスファルトの道路から、中世ヨーロッパを想わせる石畳の道へと変わっていきます。石畳を挟んで整然と立ち並ぶ家々は、少し落ち着いた赤茶色や黄土色、白でその壁面が塗られており、何百年も時が止まっているかのような、厳かで気品のある雰囲気を醸し出しています。
<アンティグア アゾテアコーヒー>
アンティグアが高品質のコーヒーを産出する大きなポイントとしては、その標高と火山に囲まれた環境、そして豊富な水源が挙げられます。肥沃な火山灰土壌は適度な水と養分を土壌に蓄え、高い標高により果実はじっくりと熟成します。また清潔で温度の低い水源の使用による収穫後のプロセスは、原料にダメージを与えることなくしっかりと粘液質を洗い流します。
アンティグアの街のはずれに位置するラ・アゾテア農園は、同様の自然の恩恵を受けつつ、そこに彼ら自身のこだわりを加えています。
◇灌漑設備について。
必ずしも毎年思うように雨が降るわけではありません。ここ数年で干ばつの話も聞かれるようになっており、必要な水分の確保はコーヒーの木を健康に保つために重要な要素と言えます。
◇精選に携わるワーカーがプロフェッショナルぞろい。
農学士の指導が入っていることはもちろんですが、農園管理人のパコさんが目を光らせるばかりでなく、ワーカー一人一人が水の温度や乾燥中のドライパーチメントのにおいなど、細かなところに気を配って作業をしています。一人一人がちゃんとコーヒーの状態と向き合いながら仕事をしているのが印象的です。
所在地 | Sacatepequez県Jocotenango市 |
農園名 | グァテマラ アンティグア ラ アゾテア農園 |
農園マネージャー | PACO氏 |
農園面積 | 約45ha |
産地標高 | 1,600m |
水分値 | 10.8 |
生豆外観 | 均一な薄緑色 |
農薬検査 | 社外委託検査にて、基準値以下 |
商品規格 | SHB S15 |
精選方法 | Washed |
収穫時期 | 12~3月(収穫方法:100%手摘み) |
クロップ | 2021/22 |
栽培品種 | ブルボン |
SCA評価 | 83.25点 |