エチオピア イルガチェフェG1 ウェギダブルー ナチュラル
エチオピア南部、ゲデオ県アリーチャ。イルガチェフェの名で知られるこの一帯は、標高1,900〜2,000メートルの高地にある。年間の雨は1,800〜2,000ミリ、土は赤褐色。コーヒーの原種が今も自生する土地で、ここで育てられているのもエチオピアの在来種だ。明確な品種特定がされないほど多様で、土地そのものと言っていい木々である。
このロットを支えているのは、アリーチャ・ウォッシングステーションの周辺に暮らす650名ほどの小規模生産者。一軒あたりの畑は平均2ヘクタール、合わせて1,300ヘクタールほどになる。コーヒーは換金作物で、ジャガイモやマンゴー、アボカドは自分たちが食べるために育てている。収入は限られていて、化学肥料も殺虫剤も除草剤も買う余裕がない。結果として100%オーガニックと言える栽培になっている。狙ってそうしているのではなく、そうであるほかない育ち方だ。輸出業者のBNT社は少しでも良いチェリーを集めるために買取価格にインセンティブを乗せていて、丁寧に摘んだ農家にはその分がきちんと返るようになっている。
精製はナチュラル。摘んだ実を果肉ごと天日で乾かしていく、いちばん古い方法である。水洗式に比べて手間も時間もかかり、乾燥の途中で気を抜けば濁った味になる。それでも果実の甘さがそのまま豆に残るのは、この方法だけだ。等級はG-1のスペシャル・プレパレーション、欠点豆は300グラムあたり0〜3粒という規格になる。
味わいについて
ブドウ、レーズン、ブルーベリー。コーヒーの説明のはずなのに果物屋の店先みたいな言葉が並んでしまうのだけど、実際に飲んでみるとその通りとしか言いようがない。
酸味のあるコーヒーが苦手だという人の話をよく聞くけれど、そういう人にこそ最初の一杯として飲んでほしいと思っている。入口としてこれ以上のものは、なかなか出会えないのではないだろうか。
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| 生産国 | エチオピア |
| 地域 | ゲデオ県アリーチャ |
| 生産者 | アリーチャ・ウォッシングステーション近隣の零細農家 |
| クロップ | 2024/25 |
| 規格 | G-1 スぺシャル・プレパレーション |
| 欠点規格 | 0-3/300g |
| スクリーン | スクリーン14アップ |
| 木の品種 | エチオピア在来種 |
| 精製方法 | ナチュラル |
| 収穫時期 | 2024年10月-2025年1月 |
| その他 | 生産農家650名、標高:1900-2000メートル、赤褐色土壌、年間降雨量:1800-2000ミリ |



